営業の仕事は、現場で会社の代表としてお客様に接し、お客様の声を聴いて、その課題を解決することだと思っています。チラシやパンフレットなどの印刷物を通して、お客様の利益に貢献できるよう、仕事に取り組んでいます。しかし、ただチラシやパンフレットを作って配れば、モノが売れる時代ではなくなりました。その効果を検証して、ネットなど他媒体と組み合わせるメディアミックスを提案するなど、多角的な視点で取り組んでいます。新しい提案で「お客様が増えたよ」と言っていただけることが何より嬉しいです。また、スピードを重視しています。見積りを頂戴したらその日に提出するなど、できるだけ早いレスポンスを心がけています。
私の営業とは、答えはすぐに出てきませんが、日々修行だと思います。お客様を想い、自社を想い、自分を研鑽してその求めるものに応えていくことではないでしょうか。そのため、「何か困ったことがあればあいつを呼べば大丈夫だ」とお客様に頼っていただけるような営業になることです。社内では、後輩からプライベートな飲み会にも誘ってもらえるような少しだけ若い振りをした先輩でいたいと思っています。
我々の仕事は主に印刷物の企画・提案、デザインをする事です。チラシやポスターや名刺、パンフレット、包装紙等々、紙媒体であるものなら幅広く様々な物を手掛けています。お客様に納得して頂ける製品に仕上がるよう、日々仕事に取り組んでおります。
今、特に自社での製品企画を考えております。競争が激しい現代、今までのように依頼されて物を作るだけでは生き残っていけないと思ってます。こちらからアイディアを形にして発信していかなければこの先に明るい未来はないのかなと。そのためには市場調査の徹底や、世間が今何を求めているのかを理解し、ニーズに合った物を開発していく必要があります。ですが内容はまだ漠然とも決まっておらず、どういった物がお客様に受けるのかを考えていくのが今後の課題です。
また、デザイン制作では独りよがりのデザインにならないようにする事です。自分の価値観、感性だけで進めていくのではなく、先方が何を欲しているのかを考案し提案する。それをお客様の理想通り紙面に描くのが私達の役目です。自分が納得する物は勿論、お客様にはそれ以上に納得して頂ける物を仕上げる事が一番だと思っています。
枚葉機の両面カラー8色機と大型の両面1色機の印刷オペレーターとして働いています。その他には、枚葉の現場で主任として、後輩、新人への指示、指導など教育にも努めています。そのため、人を育てること、印刷を知らない人にいちから教えて、しっかりとした技術を身につけてもらうのは、時間かかりすごく大変ですが、大切なことだと思っています。
今、一番注意していることは、機械の保守点検です。印刷の仕事をするためには、機械が故障して動かなければ何もできなくなってしまうので、その点を常に頭に入れながらメンテナンス等をしています。私も新人の頃に、預けられた機械で、胴と胴の間に受け皿を落としてしまい、3〜4日間の修理のため、機械を止めてしまいました。今でも当時のことは、はっきりと覚えています。
しかし、チラシ、ポスター、冊子ものと、どんな印刷物でも自分の印刷したものが、街中のいたるところで見かけられたときは、うれしくやりがいを感じます。特に多くの人の目にとまる印刷物を上げたときは、テンションも上がります。